フランチャイズ型B型事業所モデルに「暗号資産×ゲーム」がきた!

2025/10/28

本記事は以下の転載記事です。
https://note.com/takashikondo/n/n259beb5a7b61

どうも、テクノロジーと福祉をつなぐ近藤貴司です。

さて、今回は「新しいフランチャイズ型福祉B型モデルがでた!」という話題について話してみたいと思います。

昨日、福祉関係の友人から「こんな記事あるよ」と教えてもらったんですよ。で、何気なく見てみたら、「暗号資産×ゲーム!!」って大きなコピー。よくある派手なB型FC系広告。「なるほど…3年越しでついに来たかw」と思うと同時に「ここからぶつかる壁、めちゃくちゃ手に取るようにわかるわーー」と微笑ましい気持ちにも。複雑な想いですw

音声で楽しみたい方はこちら⇩
Youtube→https://youtu.be/JKeqCgLCdf0
StandFM→https://stand.fm/episodes/67490b4da30b4c66be1b42b6

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まず、「暗号資産×ゲーム」っていうテーマ自体、僕らが3年間ずっと取り組んでいる領域です。でもこれって簡単そうに見えて、実際に持続可能なモデルを作るのはかなり難しかった。(本気でホンモノを作ろうとすると、って意味です)

そりゃ僕がWeb3×B型で安易にフランチャイズモデルやれば、確実に広げられる自信はありますが(持続は別として話題性の意味で)、絶対にそこには手をつけない(つけられない)と思ってるのでやってませんし、全方向ハッピーな仕組みができない限りこれからもやりません。

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2021年からクリプト×福祉やってます

持続可能な仕組みの難しさ

たとえば、「ブロックチェーンゲームをやってNFTをゲット、それを売却して工賃になる」という流れは、わかりやすいけど、そこに絶対的な欠陥がある。それは、「そのお金どこから来てるの?」って話です。

ゲーム運営会社が原資を出しているなら、それってキャッシュアウト(支出)になるだけなんですよね。そうすると運営会社にとっては「売り圧」になっちゃうし、長続きしにくい。つまり、その仕組みだけでは現実的に厳しいなあっていうのが正直なところです。経済が少し理解できればわかるはず。

これを成り立たせるには、たとえば「このモデル専用のゲームを作って専用のトークン設計を組む」とか、もっと独自の仕組みを考える必要があるんですけど、「そこで発生する運用費はどうするの?」って話に必ずなってきます。おそらく、国保連からの報酬を何らかの形で回しているんじゃないかなと推測していますが、真相は不明ですw 大体のFCモデルはこれで成り立っちゃうのが実情です。

僕らはこの領域で3年間試行錯誤してきているので、これからどんな問題にぶつかるかは、かなりリアルに想像がつくんですよね。

新しい試みの課題と可能性

あと、こういう新しい試みは、福祉業界ではちょくちょく出てくるんです。「ゲーム×福祉」「アニメ×福祉」「音楽制作×福祉」みたいな。でも、Web3やブロックチェーンゲーム、メタバース、AIなどはまだまだブルーオーシャンなんです。バズワードチックだからこそ、勘違いや被害者が出ないように慎重に進めなきゃいけない部分も多い。

さらに、福祉業界特有の問題として、報酬改定があるじゃないですか。これが3年に1回必ずある。この改定次第で、事業の収益構造がガラッと変わる可能性があるんです。

前回の改定ではB型事業所にとってプラス改定だったけど、在宅医療やA型事
業所には大きなマイナス改定がありました。

僕らの意見なんか関係なく、ビジネスモデルごと吹っ飛ぶ可能性が3年ごとにあるんです。そこに気づかない内にFC加盟数を確保して、報酬改定がマイナスに働きそうだったらそのサービスごとドロン….なんで劣悪なFCもあったりしました。

だから、この業界で長くやっていくには、報酬改定のリスクをちゃんと頭に入れておかなきゃいけない。FC加盟企業様にこのリスクは正しく伝わってるんですかね…?

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いろんなカンファレンスでこの話題は発信し続けてきました
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両業界にとって実りのあるサービスにしたい!

ユーザーファーストの心を忘れないために

正直、今回のフランチャイズ型モデルを見て思ったのは、「これを事業者がどう受け止めるか」によって未来が大きく変わるだろうなってことです。「儲かるからやる」ではなく、「このモデルで利用者さんをどう支えるか」という視点がないと確実に長続きしないし、何より福祉業界から友達が消えますw

もしこの「暗号資産×ゲーム」という切り口に興味を持っている方がいれば、ぜひ一度僕にお問い合わせください。僕らもこの領域で試行錯誤を重ねてきましたし、Web3やクリプト業界のリーダーの友人たちとも長い間にわたって話をしてきました。この業界で本気で取り組みたい方には、ぜひ僕らの経験や知見を共有したいです。その上でFC加盟されるのは全然いいと思います。

今回はちょっといつもと違う角度の話題でしたが、急いで情報を発信したほうがいいなと思ったので、こういう形でお話しさせていただきました。また続報があれば、ここで共有していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回お会いしましょう!

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